第一楽章 「 超える 」 [■音高 / 音大]
piano-forest / Brony1789
そろそろ…卒業のシーズンね!?
卒業と言えば…この頃は女子大生の袴も
とっても素敵にお召でらっしゃるわ~~
あの…貧乏臭い『矢絣』も下火になって…
ほっとしているの~~(『矢がすり』)
今年は卒業式も謝恩会も
多分自粛の傾向にあると思うの…
せっかくの記念も思い出も
きっと…ぼやけてしまう…
ずっと昔のあたしの頃の謝恩会は…
盛大だったの~~
あれは…東京プリンスだったかしら!?
宴も終盤の壇上に上がったあたしは…
「音楽」の詩をご披露したわ~~
この詩はtamanossimoの別ブログ
Nocturne **に載せているものなの~~
そうそう…ちょっと前に書いた
「Chanson再会Ⅱ」にも
『――渋谷『 門 』にて――』を
ご紹介したわ~
えっちで悲しい詩のブログなの…
泣きたくなったら来てみてね…
Redux 2017: Black and White /
Maria Eklind
さて…
今回はその…「音楽」の詩を
第一楽章から終楽章までの
3回に分けてご紹介するね♪
それでは…はじまりはじまり~~♡
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(。・_・。)2kさまブログ『Wardrobeの宝物』/「Back Seat Love」より
「躁と鬱」が交互にやってくるような不安定な学生時代……
『音楽』に対する切ない思いを謝恩会にてご披露しました。
3楽章のソナタ形式になっています。
―――第一楽章―――
『超える』
突如として恐怖の時はやってきたのです
無心に鍵盤を叩く
不透明に重ねられた
音 音 音・・・
piano / LichtGespiele
――母さまは
あたくしがショパンを弾くのが
お好きなの――
Piano / Makoto Okuda
だから あたくしは
今日もショパンを弾くのです
でも あたくしが本当に弾きたいのは
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの
「ラ」の音ばかりの
23ページのソナタなのです
Piano f2.2 / Javi S&M
そうして あたくしの指は
みるみるうちに長くなっていって
10の指で
100の鍵盤を
いっぺんに叩いた
Piano Hand /
alexanderward12
そのとき
あたくしは
音を超える
Piano-Man / raymaclean