夢想 Rêverie [■CLASSIC<Other>]
Reverie / Melaii
左手のⅣの指から始まる
この「Rêverie」…
今宵は「Rêverie」が奏でる…『夢』の世界を堪能してね♡
Reverie /
* * * * * *
今日は…あたしには珍しく
ピアノ曲を書いてみようと思うの~~♪
3つからピアノは習っていたんだけど
(ピアノなんて大っきらい!!<その1>・<その2>)
ちっとも上手じゃなくて
音大の付属高校へ入るときも
迷うことなく声楽を選んだの~~
けど声楽はもちろん
管・弦・打楽器のどれを専攻しても
「ピアノ副科」は
必ずとらなくちゃいけなくて…
で…いつもサボってた…
(変なとこ弾いちゃって…)
The Good, The Bad, And The Bear /
garlandcannon
前後期には必ず実技試験があるし
その時には猛練習するんだけど
いつもピアノの成績は最悪だったわぁ
(いや~ん)
高校では指定された曲だったんだけど
大学になったら自由曲になって…
ショパンのノクターンを頂いた時は
うれしかった~
それで火がついて
あたしは自分で曲を選ぶことにしたの~~
そこで…
選んだのがドビュッシー!!
ピアノ科のコたちが
ドビュッシーをこぞって演ってたので
憧れだったわ♡
Claude Debussy/
あたしにも弾けそうなドビュッシー…
当時のピアノピースから
「夢想 Rêverie」にしたの
ちょっと簡単そうな楽譜でも
そこにはドビュッシーが溢れてて…
もぅもぅ…とっても素敵っ♡
Rêverie/
CMでも使用されたことが
あるみたいだけど
…
あるサイトでは
「ゆったりとした曲調で本当に夢の中の
ようです。和音の響きに気を配ること
ができればそれほど難しいわけではあ
りませんが大きな盛り上がりがない音
楽を単調すぎないように弾きたい曲で
す。」とのこと。
Mucha Reverie /
estampemoderne.fr
またピティナ編集部によると…
「絵画における印象派の作品と同様に、ドビュッ
シーの作品の多く は、音によって「光と影」や
「色彩」を表現しようとしています。彼は、17世
紀後半からロマン派にかけて発展した機能和声、
調性の枠を超えた自由なハーモニーや旋法を用
いることによって独自の表現に成功しました。
この「夢」は、1890年に作曲された、ドビュ
ッシーのピアノ曲としては比較的初期のものです
が、タイトル通りファンタジックなハーモニーに
つつまれた美しいメロディーと、フェードアウト
するような終わり方がとても印象的な小品です。
またこの作品は、その美しさからこれまでにジャ
ズやムード音楽にも編曲され、様々な形で親しま
れています。
■参考文献:金子一朗 ドビュッシー探究 第22回」
ここで少しだけドビュッシーについても
触れておくわ~
(Wikipediaより)
クロード・ドビュッシーClaude Debussy
出生名 Achille Claude Debussy
生誕 1862年8月22日
死没 1918年3月25日(満55歳没)
学歴 パリ音楽院
ジャンル 印象主義音楽
活動期間 1884年 - 1916年
Hommage à Claude-Achille Debussy à l'occasion
du cent-cinquantième anniversaire de sa naissance,
Saint-Germain-en-Laye, 22 août 1862 /
Renaud Camus
クロード・アシル・ドビュッシー
(Claude Achille Debussy,1862年8月22
日1918年3月25日)はフランスの作曲家。
長音階・短音階以外の旋法と、機能和声
にとらわれない自由な和声法などとを用
いて独自の作曲を実行した。
ドビュッシーの音楽は代表作『海』や『夜
想曲』などにみられる特徴的な作曲技法か
ら、
「印象主義音楽(印象派)」と
称されることもある。またテ
クスト(詞)やテーマの選択
は象徴派(象徴主義)からの
影響が色濃いと目されること
もあるのだという。
どう!?
あなたの夢は
…
叶えられたかしら…!?
■ ■ ■
Debussy - Rêverie
威風堂々 [■CLASSIC<Other>]
希望と栄光の国
其は自由の母よ
我らは汝をいかに称えようか?
我らを産みし汝を。
* * * * * *
今日はね…
「威風堂々」よっ
この曲はCMでもよく
使用されているみたい…
京セラ/SANKYO/ダイハツ/
P&G/味の素…等々
The Cross of Christ /
Art4TheGlryOfGod by Sharon
それと言うのも…
イギリスではこの中間部の旋律が
『Land of Hope and Glory
(希望と栄光の国)』と
題されて…
第2の国歌として愛唱されているほど
有名な曲なの~~
このエルガー作曲の「威風堂々」は
第6番まであって…
CMなんかで使われるのが
第1番なんですって…
あたしなんか…
エルガーって聞くと
「愛の挨拶」って思っちゃうんだけど…
Elgar: Pomp and Circumstance | BBC Proms 2014 - BBC
Elgar: Pomp and Circumstance / Rattle · Berliner Philharmoniker
ここでエルガーについて
調べてみたの~~♪
イギリスを代表する作曲家エドワード・
エルガー(Sir Edward William Elgar)は
音楽的功績を称えられ、
イギリス王室からナイトに叙されたほか、
1999年から2007年に20ポンド札の
肖像に採用されている。
Edward Elgar Vol. 3 -1932- Yehudi
Menuhin Documents / iClassicalCom
さて…肝心の
『威風堂々』に関してなんだけど
聞いてみると…
なるほど途中から例の
壮大な感じの音が始まるんだけど…
最初の部分もなんだか
聴き覚えがある気がするの~~
Wikipediaより
『威風堂々』(いふうどうどう、英語: Pomp and Circumstance )
作品39は、イギリスの作曲家エドワード・エルガー
が作曲した管弦楽のための行進曲集。エルガーが完
成させたのは5曲であるが、21世紀初頭に未完の第6
番が補筆完成されて新たに加えられた。
原題 "'Pomp and Circumstance" は、シェイクスピ
アの戯曲『オセロ』第3幕第3場の台詞
日本では、エルガーの楽曲を指して単に『威風堂々』
と言う場合、第1番あるいはその中間部の旋律を指す
ことが多い。しかし、このタイトルは行進曲集全体に
与えられた題名であって、この旋律自体に付けられた
ものではない。
したがって、第1番の中間部をして『威
風堂々』と呼ぶことは誤用に近いものが
ある。イギリスではこの旋律はもっぱら
『希望と栄光の国』 (Land of Hope and Glory )
と呼ばれている。BBCプロムスなどで第
1番に合唱を付けて演奏されるときも『希
望と栄光の国』として扱われる。
ここで歌詞を見てみてね♪
Land of Hope and Glory,
Mother of the Free,
How shall we extol thee,
Who are born of thee?
Wider still and wider
Shall thy bounds be set;
God, who made thee mighty,
Make thee mightier yet
God, who made thee mighty,
Make thee mightier yet.
希望と栄光の国
其は自由の母よ
我らは汝をいかに称えようか?
我らを産みし汝を。
広大に、いっそう広大に
汝の土地はなるべし
汝を偉大たらしめし者たる神が
いっそう汝を偉大にしますように
汝を偉大たらしめし者たる神が
いっそう汝を偉大にしますように
いふう-どうどう【威風堂堂】
三省堂 新明解四字熟語辞典より
態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派な
さま。周囲を圧するような威厳があって、
おかしがたいさま。気勢が非常に盛んな形
容。▽「威風」は威厳に満ちるさま。また、
威厳があって、おかしがたいさま。
「堂堂」は立派で力強いさま。
Elgars view III /
Nick Vidal-Hall
あたしも堂々と生きていくわ
今日も…そして明日も…
そう…威風堂々と…ね♡
■ ■ ■
愛の挨拶
Elgar Salut d'Amour for cello - Gautier Capuçon (from the album 'Intuition')
『Boléro』** [■CLASSIC<Other>]
Ravel Bolero Concertgebouw Orchestra Past Classics /
iClassicalCom
ほら…!?
耳を澄ますと…聞こえて参りません!?
『Boléro』のあのリズムが…。
Happy NEW year! / Tokissi
* * * * * *
『タン・タカタ・タン・タカタ・タンタン…』
モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel/1875-1937)
作曲のこの『Boléro』は
旋律・リズム・音色・ハーモニー…
どれも素晴らしくて
そこには繰り返し聴きたくなる
まさに麻薬的な魅力に
満ちていると言われているわ~~
Ravel - Bolero And Ma Mere Loye
-smillie- Jeremy Siepmann Naxos /
iClassicalCom
それに…20世紀のポップの原型とも言われ
ラヴェルが音楽的冒険をしたのが
ジャズなんですって!!
なんでも…
「西欧の音楽語法にはない短7度の
ブルーノートや黒人霊歌や奴隷の労働唄の
エッセンスが溶け込んでいる」
とのことよ♪
Jazz / James E. Petts
なるほど…
なにか普通のクラシックとは違って
リズムからも和音からも
よくある感じとは異なって
異国な雰囲気!?が満載じゃない!?
Jazz / Maria Eklind
あたしもRavelはHabaneraを
歌っているの~~
これは…Vocalise(歌詞の無い歌)で…
だからかも知れないけど…
まぁ…難しい…難しい……
どんだけムズカシイか…
ここにジェシー・ノーマンが
あったので…聴いてみてね♪
Noche Habanera /
leoncillo sabino
Ravel: Vocalise-étude (en forme de Habanera) , M. 51
さぁ…ここで『Boléro』の
曲の背景を見てみて~♪
(Wikipediaより)
『ボレロ(Bolero)』は、モーリス・ラヴェル(Maurice
Ravel/1875-1937)作曲によるバレエ音楽。1928年11
月22日にパリ・オペラ座で初演された。
同じリズムが最初から最後まで延々と繰り返され、終
盤へ向けて勢いが増していくことから、「世界一長い
クレッシェンド」の異名を持つ。
Maurice Ravel Vol. 2 -1932-1952-
Wilhelm Furtwangler Documents /
iClassicalCom
でね…。
このボレロはバレエ音楽でしょ!?
なので…
あらすじがあるみたい~~
それがこちら⇓
「セビリアのとある酒場。一人の踊り子が、
舞台で足慣らしをしている。
やがて興が乗ってきて、振りが
大きくなってくる。
最初はそっぽを向いていた客たちも、
次第に踊りに目を向け、
最後には一緒に踊り出す。」
『Boléro』 /
それから…「舞曲」ってくくりでは
「Boleroとはスペインで18世紀末ころにセギディ
ーリャの一種として作り出された3/4拍子を特
徴とする舞曲である。軽やかな身のこなしから
volar(飛ぶ)という言葉に関連があるという説
がある。この舞踊は1780年にスペインの舞踏家
S.セレソによって創作され、ギターとタンバリ
ンの伴奏に踊り手が1人または2人組でカスタネ
ットを鳴らしながら複雑なステップを踏む。」
Bolero And Other Spanish
Favourites Concertos /
iClassicalCom
そのリズムは…冒頭に書いた
『タン・タカタ・タン・タカタ・タンタン…』
これをスネアドラムが
最初から最後まで
同じテンポで演奏するの~~
そこへ例のメロディが
静かに入ってくるわ~~っ
Violin (Happy New Year) /
GlasgowAmateur
ああぁ…
かっちょいいっ!!
腹筋がぐぐぐってなる♡
麻薬的な魅力って言われるのも
わかるわよね~~
Prague-Bolero_at_Jewish_
syngogue2 / m.whetstonehill
ちょっと前にご紹介した
『Jupiter』には
「自分がクラシックの中で
『Jupiter』が一番大好きだったのに
平原綾香がジュピターを変えてしまった
あの日から大っ嫌いになった」ってことを
書いたんだけど
そこで出てくるのも『Boléro』!!
「うちはレコード屋をやっていただけあって
家中でとっても音楽が大好きだったの~~っ
ぱぱは何と言ってもJAZZに夢中で
ままはクラシックが好きだったみたい…
ままはよく言っていたわ
『ままはクラシックの中では
ラヴェルのボレロが一番好きよ~っ!!』
って。」
ままの気持ち…今ならわかるわぁ♡
『Boléro』
『Boléro』…
なんて素敵な曲…大好きっ♡
さぁ…『Boléro』はピアニッシモで始まったわ
やがて…フォルティッシモに…徐々に…しかも劇的に変わっていくの…
それが……
『Boléro』♡
✿ Winter morning ✿ Happy New Year to all ✿ /
✿ nicolas_gent ✿
■ ■ ■
Bolero (Gergiev)
ボレロ 西本智実&ロシア・ボリショイ交響楽団
死ぬほどヘタクソなBolero (if,C.Dutoit conducted a terrible band)【イメージ映像付】
⇧なんか…メロディを次々にいろいろな楽器が担当していくんだけど…
まともに音が出なかったり…音程が変だったり…リズムがおかしかったり…
挙句の果てにはピッコロとのハーモニーがおかしいの~~『ヘタクソ』って言われちゃうよね!?
『Jupiter』 [■CLASSIC<Other>]
Earth and Triton to scale. / Bluedharma
Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる
果てしない時を 越えて輝く星が
出会えた奇跡 教えてくれる
* * * * * *
うちはレコード屋を
やっていただけあって(!?)
家中でとっても音楽が大好きだったの~~っ
ぱぱは何と言ってもJAZZに夢中で
ままはクラシックが好きだったみたい…
ままはよく言っていたわ~
「ままはクラシックの中では
ラヴェルのボレロが
一番好きよ~っ!!」
って。
(Wikipediaより)
『ボレロ』(仏: Boléro )は、フランスの
作曲家モーリス・ラヴェルが1928年
に作曲したバレエ音楽。
同一のリズムが保持されるなかで2種類の
メロディーが繰り返されるという特徴的な
構成を有している。
Chrysanthemum rubellum 'Bolero', 2016 /
F. D. Richards
***ボレロの基本リズム***
Jorge Donnが踊るボレロ
あたしは…
自分が歌うんだったら
仮面舞踏会とかアイーダの
アリアが好きなんだけど
……
(カラオケは「天城越え」ね!?)
Jupiter - PJ28-10 / Kevin M. Gill
聴くんだったら
「木星」が一番大好きだったの~!!
(クラシック以外なら「男が死んでいくときに」
「座頭市」「ヨイトマケの唄」!!)
Holst作曲「惑星」より『Jupiter』
でも…
ある日から大っ嫌い になってしまったの…
そうよ…
あの日から…
平原綾香が
ジュピターを変えてしまった
あの日から……
Jupiter - 平原綾香(フル)
(Wikipediaより)
「Jupiter」(ジュピター)は、2003年12月17日
に発売された日本の歌手平原綾香の最初のシン
グルであり、デビュー曲名である。
曲は、イギリスの作曲家ホルストの管弦楽組曲
『惑星』(全7楽章)の第4楽章「木星」の中間部
Andante maestosoの旋律(「木星」の第4主題)
に、吉元由美が歌詞を付けたものである。ホル
ストのこのパートは、以前から世界中で親しま
れており、特にイギリスでは「我は汝に誓う、
我が祖国よ」として愛国歌でありまたイングラ
ンド国教会の聖歌である。
平原 綾香(ひらはら あやか1984年5月9日 - )
は、日本の女性シンガーソングライター、サク
ソフォーン奏者、女優。東京都出身。レコード
レーベルはドリーミュージック、NAYUTAWAV
E RECORDSを経てEMI Records所属。愛称は
あーや。
小学校1年生から高校2年生までの11年間、松山
バレエ団でクラシックバレエを、他にピアノや
水泳を習っていた。バタフライが得意。
13歳の時に初めてアルトサックスを手にし、洗
足学園大学附属高等学校(現在:洗足学園中学校
・高等学校)音楽科でクラシックのサックスを
学んだ。
ふ~ん…
洗足出てるのね!?
なんか…
音楽関係出身なのに…
って思うと…
余計に許せないわ
この『Jupiter』だけは
クラシックファンにも
『Jupiter』大好きだった人にとっても
許し難い冒涜 だと思うんだけど…
みなさまはどうかしらぁ…!?
お好きなんだろうなぁ……うふふ。
/ Px4u by Team Cu29
亡き王女のためのパヴァーヌ [■CLASSIC<Other>]
Wikipediaより
『亡き王女のためのパヴァーヌ』(なきおうじょのためのパヴァーヌ、
Pavane pour une infante défunte)は、
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲、
および1910年にラヴェル自身が編曲した管弦楽曲。
* * * * * *
パヴァーヌとは、16世紀から17世紀にかけてヨ
ーロッパの宮廷で普及していた舞踏のことであ
る。
原題のinfante défunteは文字どおりには
「死んだインファンタ(スペインの王女の
称号)」を意味し韻を踏んだ表現が選ば
れている。ラヴェルによると、この題名
は「亡くなった王女の葬送の哀歌」では
なく、「昔、スペインの宮廷で小さな王
女が踊ったようなパヴァーヌ」だとして
いる。よって、日本語の表記においても、
「亡き王女」と表現すると、死んだ王女と
いう意味が強くなるため、あえて漢字を
使わずに「なき王女」と表記することも
ある。
優雅でラヴェルらしい繊細さを持つ
この美しい小品は…
1910年にラヴェル自身によって
管弦楽用に書かれている
作品なんだけど…
まずはパリ音楽院在学中の1899年に
ピアノ独奏曲として
作曲されたらしいわ~~
さて…そこで疑問になるのが…
この『亡き王女』とは
誰なのかしら!?ってことなの…。
なんでも…ラヴェルはこの曲を自身の
パトロンであるポリニャック公爵夫人に
捧げたんですって!!
(わ~お♪ ポリニャック!!…ちゃうし…
tamanossimoの「ポリニャック夫人の歌」)
⇧全然違うけどね!?
この題名は「亡くなった王女の葬送の哀歌」
ではなく
「昔、スペインの宮廷で小さな王女が
踊ったようなパヴァーヌ」だと
しているとのこと…
またこんな逸話も…
ラヴェルがルーヴル美術館を
訪れたときに見た
17世紀スペインの宮廷画家
ベラスケスが描いた
マルガリータ王女の肖像画から
インスピレーションを得て作曲したと
言われているの~~
《マルガリータ王女》1654年
それから…「パヴァーヌ」って
何かしら!?って思っちゃったんだけど…
その答えもサイトにあったわ
この「亡き王女のためのパヴァーヌ」は
ラヴェルの音楽の中でも,そのメロディ
の優雅な美しさとタイトルにぴったりの謎
めいた気分で特に親しまれている作品です。
パヴァーヌというのは16世紀スペインに生
まれた宮廷舞曲の一つ。孔雀のように威厳
をもって静々と踊られる舞曲です。
いしにえのヨーロッパに流れていた優雅な
時の流れを今に伝えてくれるのが「パヴァ
ーヌ」だったのです。
また…他のサイトでは
ラヴェルの音楽の中でも,そのメロディ
の優雅な美しさとタイトルにぴったりの
謎めいた気分で特に親しまれている作品
です。
パヴァーヌというのは16世紀スペインに
生まれた宮廷舞曲の一つ。孔雀のように
威厳をもって静々と踊られる舞曲です。
また…もちろんあたしは
弾いたことは無いんだけど…
この曲の難易度はどの程度なのかしら!?
全音のピアノピースは難易度がついているの
で…この『亡き王女のためのパヴァーヌ』は
難易度がC(中級の下ぐらい!?)に
なっているらしいんだけど…
手の小さい人にとっては
Cよりずっとむずかしいらしい~~
1902年4月5日、スペインのピアニスト、リカルド・ビニェスによって初演された。
この曲は世間からは評価を受けたが、
ラヴェルの周りの音楽家からはあまり評価されなかった。
ラヴェル自身もこの曲に対して、「大胆さに欠ける」、
「かなり貧弱な形式」と批判的なコメントを行っている。
一方で、ラヴェルが晩年重度の失語症に陥った状態で
この曲を聴いた際、
「美しい曲だね。これは誰の曲だい?」と
尋ねたという逸話が残っている。
■ ■ ■
亡き王女のためのパヴァーヌ / サンソン・フランソワ
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ 聴き比べ
亡き王女のためのパヴァーヌ = ラヴェル / 冨田 勲