『朝日のあたる家』 [■POPULAR MUSIC]
This is not a brothel there are no prostitutes at this address / renaissancechambara
私が着いたのは ニューオーリンズの
朝日楼という名の 女郎屋だった
愛した男が 帰らなかった
あの時私は 故郷(くに)を出たのさ
汽車に乗って また汽車に乗って
貧しい私に 変わりはないが
時々想うのは ふるさとの
あのプラットホームの薄暗さ
誰か言っとくれ 妹に
こんなになったら おしまいだってね
Whores /
* * * * * *
Youtubeを探してみても
実に…
幾人ものアーティストが
カヴァーしている
この
『朝日のあたる家』…
冒頭の一文は
ちあきなおみの「朝日楼」の
歌詞なの…。
まずはそのちあきなおみの「朝日楼」を
聴いてみてね
これが…もぅ…泣かせるの~~
Whores /
Chiaki Naomi-The House of The Rising Sun
この「朝日楼」を
和訳したのが
浅川マキなんですって。
朝日のあたる家 <朝日楼>
そうそう・・・
あの…「夜が明けたら」の
浅川マキよっ
浅川マキについて少しだけ…
(Wikipediaより)
1968年、寺山修司に見出され新宿のアンダー・グ
ラウンド・シアター「蠍座」で初のワンマン公演を
三日間に渡り催行、口コミで徐々に知名度が上がる。
やがて東芝音楽工業株式会社(現:EMIミュージッ
ク・ジャパン)に移籍、1969年7月1日、
EXPRESS-レーベルより『夜が明けたら
/かもめ』で正式にレコード・デビュー。
以後移籍することなく1998年まで作品を
発表しつつステージを主体に音楽活動を
行う。特に池袋「文芸坐ル・ピリエ」で
1997年まで催行した大晦日連続定期公演
は有名である。
ここで寺山修司に
いきたいところなんだけど
今は…やっぱり娼婦っ
その前に不思議な情報があったので
それを載せておくわね!?
この曲は昔からあるフォークソング
らしくて女性が歌うと…
ある女が朝日楼という女郎屋で
女郎になって落ちぶれたってな
歌詞になるけど男性が歌うと
また違った意味になるそうなの~
(Wikipediaより)
ボブ・ディラン・バージョン
ボブ・ディランが、デビュー・アルバム『ボブ
・ディラン』(1962年)の中でこの曲を取り上
げ、真に迫ったボーカルが高く評価された。
後にアニマルズのバージョンがヒット
すると、聴衆はディランにもアニマル
ズのようなアレンジで演奏することを
求めたため、ディランはコンサートで
この曲を取り上げることを止めてしま
った。しかし、ディラン本人はアニマ
ルズのバージョンを大変気に入ってお
り、彼がロックサウンドを導入する切
掛けの一つになったという。
The Animals-The House of the Rising Sun
「HOUSE OF THE RISING SUN」旭日館
There is a house in New Orleans
They call the Rising Sun
And it's been the ruin of many young poor boys
And God I know I'm one
ニューオーリンズに館があった
「旭日館」という館があった
そこは多くの若く貧しい少年らの廃墟だった
神よ、ぼくもその一人だった
My mother was a tailor
She sewed my new bluejeans
My father was a gamblin man
Down in New Orleans
母は裁縫を仕事にしていて
ぼくに青いジーンズを縫ってくれた
父はギャンブル狂で
ニューオーリンズに入り浸っていた
Now the only thing a gambler needs
Is a suitcase and a trunk
And the only time that he's satisfied
Is when he's all drunk
さてギャンブラーがいる物といえば
スーツケースとトランクだけだった
そして彼が満足するときといえば
酔い潰れているときだけだった
Oh mother tell your children
Not to do what I have done
To spend ther life in sin and misery
In the house of the Rising Sun
母よ、子供に言い聞かせてくれ
ぼくがしでかしたことをするな、と
罪と惨めさの中で生涯を送るな、と
朝日の昇る館で
With one foot on the platform
And the other foot on the train
I'm going back to New Orleans
To wear that ball and chain
片足をホームに乗せて
もう片足を列車に乗せて
ぼくはニューオーリンズに
戻ろうとしている
その重りと鎖を付けるために
There is a house in New Orleans
They call the Rising Sun
And it's been the ruin of many
young poor boys
And God I know I'm one
ニューオーリンズに館があった
「旭日館」という館があった
そこは多くの若く貧しい
少年らの廃墟だった
神よ、ぼくもその一人だったんだ
性が変われば
歌詞も解釈もかわってくるのねぇ…
さてここで「女郎」に戻るんだけど
ニューオーリンズで女郎っていうと
ちょっとピンと来ないけど
映画でも娼婦はヒロインになるじゃない!?
呼び方もあると思うの~
女郎って言うと
病気で、悲しくて、
売られてきた女って感じだけど
コールガールって言うと
悲惨な感じが全然しないのっ
不思議でしょ!?
だけど…
娼婦って…本当は悲しいものなのね!?
オペラのヒロインたちだってそうよ…
カルメンも…ヴィオレッタも…
そう…
『 La Bohème 』の
ミミも…ね…。