遠く儚い道 MIHO、STEINWAY & SONSを弾く!! [■Recital]
TOPPANホール
どのホールもそうかもしれないんだけど…
付帯設備としてピアノを選ぶことが出来たの~~
『Bösendorfer』のところもあるらしいんだけど
この「TOPPANホール」は
『STEINWAY & SONS』のご用意(2台)があるみたい…
AYAKO先生、ピアニストのMIHOももちろん
『STEINWAY & SONS』じゃなきゃ!!!みたいな感じで…
当日は松尾楽器から『STEINWAY & SONS』専門の
調律師の方に調律に来ていただいたの
(調律終了後、MIHOが「低音に変な音がある」って言ってたけど…
「弾かない音だからいいや」って…
えええぇ~~っ!? そんな事があるのねぇ…)
* * * * * *
さぁ…今回はMIHOのピアノのお話を
してみようと思うの~~
プログラムはこちらよ♪
――2部――
Sergey Rachmaninov Op.3-2 Prelude
Aram Khachaturian Toccata
このMIHOのピアノソロが
凄かったの~~
お招きした音楽教室の社長なんか
「tamaさんの声楽も良かったけど…
ピアノが素晴らしかった!!!」
な~んてのたまってくださっちゃって…
もちろん伴奏も極めて上手だったんだけど
誰しもが口をそろえておっしゃるの~~
「ピアノが素晴らしい!!!」って!!
ピアノのことあんまりわかんない
わたしにも分かるくらい…
MIHOの「音」や「テクニック」や
「感情」やらが盛り込まれた
この曲たち…
さっそくどんな曲なのか
調べてみよう!!
1曲目が
Sergey Rachmaninov作曲の
「Op.3-2 Prelude」
前奏曲 Op.,3-2 「鐘」
Wikipediaより
「前奏曲 嬰ハ短調」作品3-2は、セルゲイ・ラフマ
ニノフの最も有名なピアノ曲の一つ。全部で5曲か
らなる《幻想的小品集》作品3に収録されている。
全部で62小節しかなく、典型的な三部形式を採る。
楽曲は、3つの部分とコーダとから成る。ショパン
の《幻想即興曲》の開始にも似た、フォルティッ
シモによる3つの開始和音によって作品の主調で
ある憂鬱な嬰ハ短調が導き出される。この導入部
のカデンツ的なモチーフは終始一貫して反復され
る。第3小節で音量はピアニッシモに転じ、主題が
呈示される。「アジタート」と指示された、突き
進むような中間部は、きわめて半音階的な三連符
に始まり、和音による三連符の絡み合い
を情熱的に築き上げ、その頂点で主要主
題の強力な再現に落ち着く。ここでは4
段譜による記譜法が採られており、特定
の音符にはスフォルツァンドが添えられ
ている。曲は、7小節の短いコーダによっ
てひっそりと終わる。
この短いコーダのモチーフはピアノ協奏
曲第2番の開始部にも使われている。
Sergei Rachmaninov - Prelude Op.3 No.2 in C sharp minor
2曲目が
Aram Khachaturian作曲の
「Toccata」
「剣の舞」を含むバレエ組曲「ガイーヌ」で有
名なアルメニアの作曲家アラム・ハチャトゥリ
アン…
この曲を演奏するためには特殊な技術が必要に
なります。力強い指と、連打ができる手首が必
要になり、部分練習は欠かせません。ハチャト
リアンの音楽は器楽の要素が強く、曲中むやみ
にテンポを変えるべきではなく、特別な指示が
ない限りは一貫して一定のテンポを保つ事が必
要です。
失敗例として発生する典型的な
事例は、難易度の高い場所でテ
ンポを落とし、難易度の低い場
所でテンポを上げてしまう演奏
です。
果たしてトッカータと成りうる
からには、それなりの技術を要
します。
Aram Khachaturian - Toccata | Hayk Melikyan, piano
<MC>
さて
第二部の小林のソロはいかがでしたでしょうか!?
小林とは高校からの同級生でして
いつも学年トップの彼女のピアノは
「たった一音が違う」と言われておりました。
そんな彼女も「伴奏と言うもの」は
今回が初めてだと申します。
『あたしも勝手に弾くから
あんたも勝手に歌って!!」 って
言われた日にゃあ
あたくしも顔面蒼白となったものでした。
そんな…小林とも
いまでは『息もピッタリ!!』でしょうか!?
TOPPANホール