踊りの世界<名取> [■習い事]
sakazukiokawasu
まずは名取の試験を受けるにも
もちろん何年以上習っているとか
踊りの技量が水準に達しているかとか
それなりの資格を
満たしていなければいけないみたい…
* * * * * *
で、共通の演目(坂東の場合は「松の緑」)を
家元の前で披露して受かった者だけが
家元のお盃を受けることが出来て…
そして初めて
流派の名前を名乗ることが出来るの~~っ
(松の緑に関しては前項を
ご参照ください)
Maiko_20170821_38_4 /
Maiko & Geiko
受験するためには
(あたしの場合)あたしの先生のA子先生
A子先生の先生のB子先生、
B子先生の先生のC子先生まで
見ていただいたわ
そのぴりぴりした雰囲気たるや
いつもA子先生をイジメてるB子先生まで
ガチガチになってらして…
何度かのお稽古ののち
いよいよお試験の日を迎えて…
これでやっとお名前がもらえるわ…
(もちろん落ちる人もいるの…。)
ここまでが(30数年前で)
200万ぐらいかしら…
もちろんお着物も作ったし
先生方へのお礼も含めてなんだけれど……
Bandouryuu
いよいよ
お名前を頂けることになると
芸名を考えるのよ~~
普通は先生のお名前から
一文字を頂くんだけど…
全然入れない人もいて…
あたしは
先生の芸名「坂東〇〇乃」から
「坂東たま乃」にしたの~~
余談だけど
このSSブログで名乗る
「tamanossimo」も…
「たま乃」の
イタリア語で言う最上級の
「ssimo」をつけて
(ピアニッシモとかフォルティッシモ同様…)
「たまのっしも」になったのよ~~
そうそう…
いよいよお名前が決まると
お家元のお盃を頂戴するわ
ここで初めて
お家元にお会いできるの♡
(⇧当時の三津五郎/
坂東流HPより)
【日本舞踊】長唄 松の緑
さぁ、いよいよ「名披露目」って言って
「お名前をいただきました。」って
舞台でお披露目をすることになっていくの……
これがまた、大変な事態になっていくのよ…
(次回はひとつ別の記事をお届けして…
また…日舞を続けさせてね…次こそ面白いっ…かな!?)