SSブログ

ああぁ・・・纏足 [■BLOG/YouTube]

 
 
 
m_4088034587_ca98e75daa_m.jpg
Singing Girls, Hong Kong, China [c1901] Benjamin W. Kilburn Co. [RESTORED] / ralphrepo


   
以前カストラートのことを調べているときに

これまた興味津々のことが出てきちゃったの~~っ


それが・・・「纏足」・・・・・



* * * * * *



   もちろん言葉としては
   知っていたのだけれど…

   わたしの記憶では41988335470_d723834a9b_m.jpg
   小さい頃から『木』の靴を履いて
   「足の成長を止める」って
   感じだったの~

   ところが・・・・・。
Chinese foot-binding slippers /
quinet


  〈Wikipediaより〉
  女の子が3 - 4歳になると木綿の布で足を縛り、発達
  を抑えるようになる。
  発熱するため、施術は秋に行われるのが多かった。           
  親指を除く4本の指は内側に曲がり夜も寝られないほ
  どの苦痛を伴いながらも縛りなおすときを除き、ほと
  んど縛りっぱなしで決して親はそれを緩めようとはせ
  ず、足のサイズは10cm前後が金蓮と呼ばれた。第1
  段階では親指以外の4本の指を内側に曲げ第2段階で
  足の甲を前に伸ばさず縦に曲げていく。約2年かける
  ので足のやわらかい幼少の頃に変形させるのである。
  その後も縛り続け、3日に1度消毒することなどが生涯
  にわたって行われ、その形状はハイヒールによく似た
  形となった。




  調べてみて
  愕然としたんだけど
  『足』全体の大きさが
  成長しないわけではないのよね~
  (あとで動画をご覧いただくけれど…)


16395472339_74153e17b1_m.jpg   足の指を
   内側に折り曲げるってことみたい~
   そのやり方としては骨折させたり
   骨を砕いたりするらしいっ
   (ぎょっ)

A Chinese lady's feet contrasted
with a boy's shoes and a cup, Changde,
Hunan, China, ca.1900-1919
(IMP-YDS-RG008-358-0008-0014) /



  もっと驚くのがその・・・
  「纏足の目的」なの~

  纏足文化ができた原因は、小さい足の女性の方が美しい
  と考えられたからである。
  小さく美しく施された靴を纏足の女性に履かせ、その美
  しさや歩き方などの仕草を楽しんだようである。纏足の
  女性はうまく歩けないことから、女性支配の手段にもな
  っていたと考えられる。また、バランスをとるために、
  内股の筋肉が発達するため、女性の局部の筋肉も発達す
  ると考えられていた。
  このようなことから、蒙昧な時代には纏足を施していな
  い女には嫁の貰い手がなかったという。



7418141916_b39541b306_m.jpg
   纏足はだいたい母親が
   施術したみたいなんだけど

   それも時期があって・・・
   良家の娘は3~4才から
   貧しい家では7~8才からと
   区別されていたらしいわ~




m_3655011686_d899aa8dd0_m.jpg
   そして
   出来上がった足の大きさは
   上手くいった例で
   9センチ(!!)だと言う!!
   (だいたい9~13センチとのこと)

LOTUS Bound feet Shoes /
treasureofthesea





  それから
  「纏足の魅力」なんだけど・・・
  「歩く時にバランスをとるために
  内股の筋肉が発達するため
  女性の局部の筋肉も
  発達すると考えられていた。」 21012865321_8673e6cebf_m.jpg
  って言うのは・・・
  ここまではなんとなく
  知っていたわよね~!?

  だけど・・・
  それだけじゃなかったのっ

  ここからが衝撃的なの~っ!!
Foot-binding Shoe Museum_8 /
Haabet




   ・・・布で被っている「纏足」の部分を
   見られることは
   彼女たちにとって裸を見られるよりも
   ずっと恥ずかしかったんですって。


81Y8edZff-L._AC_UL400_.jpg   夜も靴を脱がずに休んだそう・・・

   けど・・・
   隠されたものを見たくなるのは
   人間の性なのね!?
   纏足は当時の中国人にとって
   最高にエロティックな部分だったとも
   言われているわ~。





  そしてその…
  「寝るときも靴を履いたまま」
  という生活では
  足も蒸れてかなりの匂いになって14749692031_53b0f5a29c_m.jpg
  当時はその匂いこそがセクシーで良いという
  価値観だったようなの・・・

  纏足の小さな靴に酒をそそいで飲むのが
  「粋」ともいわれていたとか。
  (げげげ~っ)
Image from page 77 of "Red,
yellow and black : tales of Indians,
Chinese and Africans" (1918) /
Internet Archive Book Images

   そして(ここからよ~っ)

   纏足の魅力は、一つは、一種の美容術でハイヒールと
   同様足を小さく見せて、スタイルを美しくし、腰部を
   発達させて性的魅力を発達させることにある。ハイヒ
   ールとの違いは、ハイヒールは脚線美を強調している
   が、纏足は、複雑に覆われていて外部からはまったく
   見えないことそこに何があるのかと興味を引くという
   隠された足に魅力があるという点である。

   また、もう一つの纏足の魅力は、「玩蓮」と呼ばれる
   官能の開発である。これは、纏足によって男性の性感
   を刺激するというもので、それは、聴覚に訴えるもの
   が一つ、「聴」と呼ばれるもので、纏足の足音を聞く
   というものである。
   視覚に訴えるものが四つで「矚」「窺」「看」「視」
   と呼ばれ「矚」は纏足を遠くから下から眺めるという
   ものである。「窺」は、盗み見するというもので、
   「看」は見る、「視」は細かにみるというものである。


14597263297_d69cd2332d_m.jpg   これだけでも纏足がいかに男性にとって
   性的な魅力があったということがわかる
   がさらに嗅覚にうったえるものが一つ、
   触覚にうったえるものは四十六ある。
   ただし、だぶるものがあるので全部で四
   十八もの官能の開発があったという。

   このように纏足をした足は、性的用具
   としての役割を果たしていた。
Image from page 61 of "Gleanings
from fifty years in China" (1910) /
Internet Archive Book Images





                  
ふっ、

ふぅ~~ん。

・・・・・



ぎゃあああああぁ





Chinese Foot Binding Photo Story Project-2011




■ ■ ■




Aisha Duo - Amanda





nice!(27) 
共通テーマ:音楽

nice! 27