ああぁ・・・纏足 [■BLOG/YouTube]
Singing Girls, Hong Kong, China [c1901] Benjamin W. Kilburn Co. [RESTORED] / ralphrepo
以前カストラートのことを調べているときに
これまた興味津々のことが出てきちゃったの~~っ
それが・・・「纏足」・・・・・
* * * * * *
もちろん言葉としては
知っていたのだけれど…
わたしの記憶では
小さい頃から『木』の靴を履いて
「足の成長を止める」って
感じだったの~
ところが・・・・・。
Chinese foot-binding slippers /
quinet
〈Wikipediaより〉
女の子が3 - 4歳になると木綿の布で足を縛り、発達
を抑えるようになる。
発熱するため、施術は秋に行われるのが多かった。
親指を除く4本の指は内側に曲がり夜も寝られないほ
どの苦痛を伴いながらも縛りなおすときを除き、ほと
んど縛りっぱなしで決して親はそれを緩めようとはせ
ず、足のサイズは10cm前後が金蓮と呼ばれた。第1
段階では親指以外の4本の指を内側に曲げ第2段階で
足の甲を前に伸ばさず縦に曲げていく。約2年かける
ので足のやわらかい幼少の頃に変形させるのである。
その後も縛り続け、3日に1度消毒することなどが生涯
にわたって行われ、その形状はハイヒールによく似た
形となった。
調べてみて
愕然としたんだけど
『足』全体の大きさが
成長しないわけではないのよね~
(あとで動画をご覧いただくけれど…)
足の指を
内側に折り曲げるってことみたい~
そのやり方としては骨折させたり
骨を砕いたりするらしいっ
(ぎょっ)
A Chinese lady's feet contrasted
with a boy's shoes and a cup, Changde,
Hunan, China, ca.1900-1919
(IMP-YDS-RG008-358-0008-0014) /
Fæ
もっと驚くのがその・・・
「纏足の目的」なの~
纏足文化ができた原因は、小さい足の女性の方が美しい
と考えられたからである。
小さく美しく施された靴を纏足の女性に履かせ、その美
しさや歩き方などの仕草を楽しんだようである。纏足の
女性はうまく歩けないことから、女性支配の手段にもな
っていたと考えられる。また、バランスをとるために、
内股の筋肉が発達するため、女性の局部の筋肉も発達す
ると考えられていた。
このようなことから、蒙昧な時代には纏足を施していな
い女には嫁の貰い手がなかったという。
纏足はだいたい母親が
施術したみたいなんだけど
それも時期があって・・・
良家の娘は3~4才から
貧しい家では7~8才からと
区別されていたらしいわ~
そして
出来上がった足の大きさは
上手くいった例で
9センチ(!!)だと言う!!
(だいたい9~13センチとのこと)
LOTUS Bound feet Shoes /
treasureofthesea
それから
「纏足の魅力」なんだけど・・・
「歩く時にバランスをとるために
内股の筋肉が発達するため
女性の局部の筋肉も
発達すると考えられていた。」
って言うのは・・・
ここまではなんとなく
知っていたわよね~!?
だけど・・・
それだけじゃなかったのっ
ここからが衝撃的なの~っ!!
Foot-binding Shoe Museum_8 /
Haabet
・・・布で被っている「纏足」の部分を
見られることは
彼女たちにとって裸を見られるよりも
ずっと恥ずかしかったんですって。
夜も靴を脱がずに休んだそう・・・
けど・・・
隠されたものを見たくなるのは
人間の性なのね!?
纏足は当時の中国人にとって
最高にエロティックな部分だったとも
言われているわ~。
そしてその…
「寝るときも靴を履いたまま」
という生活では
足も蒸れてかなりの匂いになって
当時はその匂いこそがセクシーで良いという
価値観だったようなの・・・
纏足の小さな靴に酒をそそいで飲むのが
「粋」ともいわれていたとか。
(げげげ~っ)
Image from page 77 of "Red,
yellow and black : tales of Indians,
Chinese and Africans" (1918) /
Internet Archive Book Images
そして(ここからよ~っ)
纏足の魅力は、一つは、一種の美容術でハイヒールと
同様足を小さく見せて、スタイルを美しくし、腰部を
発達させて性的魅力を発達させることにある。ハイヒ
ールとの違いは、ハイヒールは脚線美を強調している
が、纏足は、複雑に覆われていて外部からはまったく
見えないことそこに何があるのかと興味を引くという
隠された足に魅力があるという点である。
また、もう一つの纏足の魅力は、「玩蓮」と呼ばれる
官能の開発である。これは、纏足によって男性の性感
を刺激するというもので、それは、聴覚に訴えるもの
が一つ、「聴」と呼ばれるもので、纏足の足音を聞く
というものである。
視覚に訴えるものが四つで「矚」「窺」「看」「視」
と呼ばれ「矚」は纏足を遠くから下から眺めるという
ものである。「窺」は、盗み見するというもので、
「看」は見る、「視」は細かにみるというものである。
これだけでも纏足がいかに男性にとって
性的な魅力があったということがわかる
がさらに嗅覚にうったえるものが一つ、
触覚にうったえるものは四十六ある。
ただし、だぶるものがあるので全部で四
十八もの官能の開発があったという。
このように纏足をした足は、性的用具
としての役割を果たしていた。
Image from page 61 of "Gleanings
from fifty years in China" (1910) /
Internet Archive Book Images
ふっ、
ふぅ~~ん。
・・・・・
ぎゃあああああぁ
Chinese Foot Binding Photo Story Project-2011
■ ■ ■
Aisha Duo - Amanda