亡き王女のためのパヴァーヌ [■CLASSIC<Other>]
Wikipediaより
『亡き王女のためのパヴァーヌ』(なきおうじょのためのパヴァーヌ、
Pavane pour une infante défunte)は、
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲、
および1910年にラヴェル自身が編曲した管弦楽曲。
* * * * * *
パヴァーヌとは、16世紀から17世紀にかけてヨ
ーロッパの宮廷で普及していた舞踏のことであ
る。
原題のinfante défunteは文字どおりには
「死んだインファンタ(スペインの王女の
称号)」を意味し韻を踏んだ表現が選ば
れている。ラヴェルによると、この題名
は「亡くなった王女の葬送の哀歌」では
なく、「昔、スペインの宮廷で小さな王
女が踊ったようなパヴァーヌ」だとして
いる。よって、日本語の表記においても、
「亡き王女」と表現すると、死んだ王女と
いう意味が強くなるため、あえて漢字を
使わずに「なき王女」と表記することも
ある。
優雅でラヴェルらしい繊細さを持つ
この美しい小品は…
1910年にラヴェル自身によって
管弦楽用に書かれている
作品なんだけど…
まずはパリ音楽院在学中の1899年に
ピアノ独奏曲として
作曲されたらしいわ~~
さて…そこで疑問になるのが…
この『亡き王女』とは
誰なのかしら!?ってことなの…。
なんでも…ラヴェルはこの曲を自身の
パトロンであるポリニャック公爵夫人に
捧げたんですって!!
(わ~お♪ ポリニャック!!…ちゃうし…
tamanossimoの「ポリニャック夫人の歌」)
⇧全然違うけどね!?
この題名は「亡くなった王女の葬送の哀歌」
ではなく
「昔、スペインの宮廷で小さな王女が
踊ったようなパヴァーヌ」だと
しているとのこと…
またこんな逸話も…
ラヴェルがルーヴル美術館を
訪れたときに見た
17世紀スペインの宮廷画家
ベラスケスが描いた
マルガリータ王女の肖像画から
インスピレーションを得て作曲したと
言われているの~~
《マルガリータ王女》1654年
それから…「パヴァーヌ」って
何かしら!?って思っちゃったんだけど…
その答えもサイトにあったわ
この「亡き王女のためのパヴァーヌ」は
ラヴェルの音楽の中でも,そのメロディ
の優雅な美しさとタイトルにぴったりの謎
めいた気分で特に親しまれている作品です。
パヴァーヌというのは16世紀スペインに生
まれた宮廷舞曲の一つ。孔雀のように威厳
をもって静々と踊られる舞曲です。
いしにえのヨーロッパに流れていた優雅な
時の流れを今に伝えてくれるのが「パヴァ
ーヌ」だったのです。
また…他のサイトでは
ラヴェルの音楽の中でも,そのメロディ
の優雅な美しさとタイトルにぴったりの
謎めいた気分で特に親しまれている作品
です。
パヴァーヌというのは16世紀スペインに
生まれた宮廷舞曲の一つ。孔雀のように
威厳をもって静々と踊られる舞曲です。
また…もちろんあたしは
弾いたことは無いんだけど…
この曲の難易度はどの程度なのかしら!?
全音のピアノピースは難易度がついているの
で…この『亡き王女のためのパヴァーヌ』は
難易度がC(中級の下ぐらい!?)に
なっているらしいんだけど…
手の小さい人にとっては
Cよりずっとむずかしいらしい~~
1902年4月5日、スペインのピアニスト、リカルド・ビニェスによって初演された。
この曲は世間からは評価を受けたが、
ラヴェルの周りの音楽家からはあまり評価されなかった。
ラヴェル自身もこの曲に対して、「大胆さに欠ける」、
「かなり貧弱な形式」と批判的なコメントを行っている。
一方で、ラヴェルが晩年重度の失語症に陥った状態で
この曲を聴いた際、
「美しい曲だね。これは誰の曲だい?」と
尋ねたという逸話が残っている。
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亡き王女のためのパヴァーヌ / サンソン・フランソワ
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ 聴き比べ
亡き王女のためのパヴァーヌ = ラヴェル / 冨田 勲