お六娘 [■CLASSIC<歌曲>]
お六娘は品良くござる
笛もつぶてもきかぬでござる
村の若者しおれてござる
月が出てきて笑ってござる
(詩: 林 柳波)
月夜 / s.sawada
* * * * * *
畑中良輔著『橋本國彦とその作品』によると
日本的手法と西洋和声の融合に
心を砕いた『橋本國彦』…
この曲は、ざん新な手法と
現代的リズム処理のもと作曲された…
月 / Spiegel
このお六娘は前にも『お六娘』として
記事を書いているの~
(『お六娘』より抜粋)
そうそう…今日は村の鎮守祭りだったわね~
どうやら口笛やら石つぶてで
あたくしをお誘いでらして!?
ふふぅ…あたくしは
そんなお誘いには乗らなくってよ♪
ほら…
お月さまも笑ってらっしゃるわ~~
あたくし…!?
お六と申します。
BlueMoon / ftomiz
(⇧上記はあたしの創作よっ♪)男と女はいつの時代もいっしょね!?
だって…
お六が村の若者を相手にしないから
若者たちがしょんぼりするところも
痛快じゃない!?
そうねぇ…
この曲を歌うときは
ちょっとした「和」の仕草を
取り入れてみたりして
毅然としたお六を演じるの~~っ
KTO1907-010 /
nobu3withfoxy
ずっとずっと…
歌いたかった…。
じつは…ずっと前にも…
AYAKO先生に
お願いしたことがあるのよ…
歌いたいって…
この『お六娘』を。
花園神社例大祭 /
Kentaro Ohno
AYAKO先生はおっしゃったわ
「『お六娘』は…
あたくしの十八番よっ!!」
それっきり立ち消えになっていた
あたしの「お六娘恋し」は
遠くへ追いやられてしまって…。
IMGP3933-29 /
zunsanzunsan
あれから何年が経ったのかしら!?
次回の曲を決める時に
先生は…おずおずとおっしゃったの…
「お六娘をやってごらんなさい…」
うううぅぅ…
わぁ~~いっ
月夜(Moonlight night) / kanonn
『お六娘』詩: 林 柳波
お六娘は丸顔ござる 花も盛りの二十歳でござる
九月九日月の夜ござる 月が隠れてうす闇ござる
村の若者集まりござる 鎮守祭りのくずれでござる
なにかひそひそ話してござる 虫の鳴く音がじゃましてござる
お六娘は座敷でござる 島田高髷かげぼうしござる
村の若者呼び出しござる つぶて、口笛、さまざまござる
お六娘は品良くござる 笛もつぶてもきかぬでござる
村の若者しおれてござる 月が出てきて笑ってござる
月夜 / s.sawada
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橋本國彦:お六娘(林柳波)
第13回 藤井清水 音楽コンクール最優秀賞 課題曲A 「お六娘」