「17」

　
　
　

同じ顔が私を見てる

そして口を揃えてこう言うの

「お前は変だ」って

私はそれを誇りに思う

名誉にさえ思う

私はみんなと同じにはなれないもの

* * * * * *

　　毎週土曜日　夜10：00から
　　日本テレビで放映されている
　 『最高の教師　1年後、私は生徒に■された』
　　ってドラマを見ているの～～っ

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」 7月15日(土)よる10時スタート！

　　このドラマはね…

　 「卒業式の日に生徒に突き落とされ、
　　時をさかのぼり
　　1年前の始業式の日の教室に戻った教師が、
　　真相を突き止めるために
　　生徒と本気で向き合っていく
　　新時代の学園ドラマ。」
　　だそうよ～～


　　で…
　　8/12のオンエアーは
　 「拝啓、変り者と呼ばれる貴方へ」と
　　題されて…


　 「九条（松岡茉優）にとって『地獄』と称される
　　ことになる２学期が始まり、鳳来高校は一か月後
　　に文化祭を控える状況となっていた。——— と、
　　そこで九条は突然文化祭でのある催しの責任者に
　　瑞奈（詩羽）を指名する。学外でプロとして音楽
　　活動をしている瑞奈はそもそも文化祭に参加する
　　　　　　　　　　　　　　　　意識もなく、その提案に驚きを示す。


　　そんなことをしている暇はないし、そもそもクラ
　　スの皆と交わることなく日々を過ごしてきた。そ
　　の上、皆からはその風貌や行動に対して“変だ”“非
　　常識だ”“調子に乗ってる”と批判されてきた学生生
　　活を送っていた。なのになぜ自分が…と戸惑う瑞
　　奈だったが、その文化祭の催しに引退公演を行う
　　予定であるダンス部の生田（莉子）から「有名人
　　風吹かせて私たちの青春をぶち壊すのだけはやめ
　　てね」とにらまれ、ますますやる気をなくしてし
　　まう。
　　その担当を断るため九条を追い
　　かけた瑞奈は、そこで九条に告
　　げられる。「文化祭前日、ある
　　問題が生じ、今年の文化祭はな
　　くなります。それを止められる
　　のは瑞奈さん、あなただけです」
　　——— と。


　　非常識と呼ばれる人、変り者と呼ばれる人、そん
　　な人の中にある誰にも理解されない『大切なモノ』。
　　調子に乗ってると揶揄される人たちへ送る応援が始
　　まる。そして……最後にはこの物語を揺るがす
　 『ある事実』が判明することになる——— ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　そして「普通ってなんだよ。誰かと
　　　　　　　　　　　　　　　　　違うことしか出来ないなら、誰かに
　　とって必要な人間になってやるって
　　」と涙を拭いながら胸の内を吐露し
　 「その気持に迷いそうになったときに
　　私がいつも聴いていた曲があります」
　　と椎名林檎の「17」を表現力たっぷ
　　りに歌い上げたのだった。
　 （ ⇓ この回よっ）



第5話予告「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」 8月12日(土)よる10時放送




　　さて…この「17」をドラマで歌ったのが
　　詩羽（うた）…

　　Wikipediaより
　　詩羽（うたは、2001年〈平成13年〉8月9日 - ）は
　　日本のアーティスト、ファッションモデル、
　　歌手であり、
　　音楽ユニット・水曜日のカンパネラの
　　ボーカルメンバーである。



　　ピアノ伴奏で泣きながら歌う
　　瑞奈（詩羽）は
　　それほど…
　　歌は上手くはないけど…
　　すっごく胸を打つの～～




　　この「17」の元歌を歌っているのが
　　椎名林檎よ～～っ♡

　 「17」は、2000年の
　　シングル「罪と罰」の
　　カップリング曲だったみたい～～





　　訳詞を見てみてね♪

　　17
　　作詞･作曲/椎名林檎　編曲/亀田誠治、椎名林檎


　　私は17歳
　　田舎の学校に通ってる
　　みんな同じ格好で
　　同じ雑誌を読んでる

　　私は17歳
　　学校はとても窮屈でうんざりよ
　　先生もみんな
　　私を差別する

　　哲学の授業と放課後が好き
　　本当の私の時間
　　可愛い女の子は恋人と一緒に
　　そうでない子は友達と一緒に真っ直ぐ家へ帰るの
　　くだらない話をしながら


　　私は一人で帰る
　　名前も知らない人たちを眺めるのが好き
　　地下鉄を乗り継いで何処かへ行ってしまえたら
　　…何処でもない所へ…

　　私は17歳
　　肩書きなんてない
　　人には頼らない
　　自分のことで精一杯だから

　　哲学の授業と放課後が好き
　　本当の私の時間
　　可愛い女の子は恋人と一緒に
　　そうでない子は友達と一緒に真っ直ぐ家へ帰るの
　　くだらない話をしながら

　　私は一人で帰る
　　愛しい我が家で食事をしたら
　　部屋でただ祈るの
　　何度も何度も祈るの
　　…安らぎを…

　　同じ顔が私を見てる
　　そして口を揃えてこう言うの
　　「お前は変だ」って
　　私はそれを誇りに思う
　　名誉にさえ思う
　　私はみんなと同じにはなれないもの

椎名林檎 17 和訳付き

　　さるサイトでは…
　　アメトーークで「学校でいけてない芸人」等で陰りある
　　学生生活の立場が脚光を浴びるようになったが、17はま
　　さにそんな人たちの共感を取る歌詞だ。まわりの同級生
　　達はほとんど区別が付かないほど同じようになって、は
　　たから見たら個性や魅力も感じない。
　　それでいて生活をそつなくこなし良い
　　具合に収まっているけど、自分にはで
　　きない。変わっていることを誇ってい
　　るし、収まることも、理解されること
　　も、もしかしたら友人さえも望んでい
　　ないのかもしれない。

　　海外の女性シンガー、ジャニズ・イアンがデビューのき
　　っかけとなったAt Seventeenは17と同じように学生生活
　　のさえない女生徒の歌詞を書いたものだ。
　　そんな彼女に対して「シドと白昼夢」で
　 「私は別の人間で　ジャニズ・イアンだと

　　自らと思い込んでいた　現実には本物が
　　いるとわかっていた」という歌詞が入っ
　　ているように、17はジャニズ・イアンの
　　At Seventeenに魅了されて作られたよう
　　だ。17は椎名林檎の17に己の学生時代を
　　重ねることになるはずだ。

At Seventeen

　”真実を学んだの　17歳のときに
　 愛はミスコンの女王と、
　 透き通る肌で笑顔を見せる
　 女子高生のためにあるってことを
　 彼女たちは若いうちに結婚して、リタイアするの

　 ヴァレンタインなんて今まで知らなかったし
　 金曜の夜に盛り上がるシャレード
　 （ジェスチャー・ゲーム）だって
　 また、きれいな子のために行われるんだわ
　17歳のときに　真実を学んだの

　 社交的な魅力もなくて、顔もイケてない私たちは
　 望みなく家に取り残されたまま、
　 "一緒に踊りに行きませんか”と言って、
　 遠回しにエッチな言葉をつぶやく
　 そんな妄想の恋人と電話で話すふりをする
　 見えていることだけが全部じゃないの　
　 17歳のときは…。

あたしの…

あたしの17歳は

どこへ行ったのか…。