踊りの世界<名披露目> [■習い事]
Geiko_20170319_12_12 / kyoto flower
いよいよ名披露目(なびろめ)ね…
演目を決めるときに
先生がお尋ねくださるの…
「tamaちゃんは何を演りたいの!?」って
* * * * * *
通常は3歳から習っていたら
10代のうちに
名取にはなれるらしいんだけど
あたしは途中ブランクがあって…
20代後半だったので
あんまり派手な
可愛い演目よりも…と思って
「『お夏』を演りたいな」
って言ったら…
先生ったら
ビックリ
しちゃってるの~~っ
実はずっと前にテレビで
藤間紫が「お夏」を演ったの~
その「狂乱場面」が凄くて…
狂いながら…
泣きながら……
よだれを垂らさんばかりに…
花道を去って行くの…
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お夏狂乱[おなつきょうらん]
恋人清十郎の死で気のふれたお夏がみせる哀愁漂う
舞踊劇。
哀愁に満ちたドラマチックな展開の演目として、日
本舞踊の人気演目である。
作者の坪内逍遥は、江戸の歌舞伎舞踊の美点を取り
入れながらも、新時代の日本舞踊をつくりだすこと
を意図しており『お夏狂乱』もそのひとつとなって
いる。
舞台装置のデザインや、古い狂乱物の決まりの改訂
など、多くの工夫が施されている。
恋人清十郎を失って狂乱したお夏は、里の子供たち
の悪戯で、清十郎がいると勘違いさせられたり、馬
士や巡礼の老夫婦とのからみもある。
最後には、巡礼の老夫婦を見て、清十郎ではないか
と、男の笠に手をかけて確かめたりもする哀愁に満
ちた演目である。
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やっぱり「お夏」は
名披露目には地味なようで
(地味なって言うのは意味が違って)
先生がおっしゃるのは
サイテーの線で「350ね!?」って…
お聞きしてみたら
「鷺娘」あたりが
その線だと言うの~
それは…
何度か衣装替えをするような
華やかなものを…
また…費用が嵩むものを
選んでね~ってことだったのね!?
でも…
あたしは…
鷺娘なんて嫌だったの~~っ
その後ままと相談して
『鏡獅子』にしたわ!!
鏡獅子
さぁ…次回はいよいよその鏡獅子について
お話して行こうと思ってるの~
楽しみにしていてね!?
(楽しみってほどでもないかぁ…ぷっ)